小学校で実践!ペア・グループワークで「聞き返し」を引き出す活動デザイン

前回は、ALTとの時間を「わからなさをやり取りする場」に変える工夫を見てきました。

今回は、この聞き返しを、児童同士のペア・グループワークの中でどう引き出すか、活動デザインの工夫を見ていきます。

指導要領解説では、児童同士のペアやグループ構成を工夫することが、コミュニケーションに課題がある子への配慮として挙げられています。実はこの工夫、配慮のためだけでなく、聞き返しを引き出す仕掛けとしても使えます。

例えば、お互いに違う絵カードを持ち、見せ合わずに言葉だけで説明し合う活動。相手の説明だけでは分からない部分が自然と出てくるため、「え、もう一回言って」「それってどんな色?」といった聞き返しが自然に生まれます。

ここからは私の経験になりますが、34年生の外国語活動ではよく、『自分と同じワークシートを持っている人を探そう』という活動をします。

例えば、4年生Unit5 Do you have a pen? では、
様々な文房具や道具が収納された棚のワークシート5種類をランダムに配布します。

子どもたちは、
Do you have a pen?
How many pens?
What color?

Red?Blue?Yellow?
など、同じワークシートを持っている人を探すために必要なヒントを自分で聞き出していきます。

既習表現を使ってヒントを作れるような活動にすることがいちばんのポイントです💡

グループ構成を考えるときも、話すことが得意な子と苦手な子を組み合わせるだけでなく、「誰がどんな情報を持っているか」という設計を意識すると、自然なやり取りが生まれやすくなります。

教師が机間指導で聞き返しの言い方をさりげなく示してあげることも助けになります。

次回は、こうしたやり取りの先にある「話してみる」経験を、発表活動でどう後押しするか、具体的な活動づくりを見ていきます。お楽しみに。

Miy先生の外国語教育をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む